決着ずみの事例 表面化 2024.08 経路 SNS・口伝え
出回った話(引用)

「南海トラフ地震臨時情報が発表されたから、巨大地震が必ず発生する」(臨時情報=予知情報という受け取り違い)

気象庁: 臨時情報は発生の可能性が相対的に高まったことを知らせる情報であり、規模・場所・時刻を「高い確度で予測(予知)する情報ではありません」「必ず大規模地震が発生するとは限りません」とFAQで明示 出典
内閣府(防災担当): 「南海トラフ地震臨時情報が発表されたら!」で制度の意味と防災対応を解説

何が起きたか

2024年8月8日、日向灘を震源とする地震の発生を受けて、気象庁は初めてとなる南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表した。この情報は、大規模地震が発生する可能性が「平常時と比べて相対的に高くなっていることをお知らせする情報」であり、気象庁は「情報が発表された場合でも、必ず大規模地震が発生するとは限りません」と説明している。一方、内閣府の検討ワーキンググループに提出された調査(東京大学・2024年8月9〜11日実施・有効回答9,400票)では、情報を認知した人のうち「地震が起こると思った」という回答が防災対策推進地域で7割以上にのぼり、「『大規模地震が起きる可能性が平常時より高まっている』といわれてもよくわからない」という回答も約2割あった。政府広報オンラインは、臨時情報の解説とあわせて、日時等を指定して地震発生を予知する情報などの偽・誤情報への注意と、過度な買いだめ・買い急ぎを控えることを呼びかけている。

見抜きポイント

  • 臨時情報は、発生の可能性が平常時より相対的に高まったことを知らせる情報であり、日時を決めた予告ではない(気象庁FAQ)
  • 「必ず起きる」「◯日に起きる」という断定を見かけたら、発表元(気象庁・内閣府)の一次情報と突き合わせる

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実害

調査では「どのような行動をとればよいのかわからなかった」という回答もあり、「日頃からの地震への備えを再確認する」というメッセージが伝わらなかったことが最大の問題だったと、内閣府ワーキンググループへの提出資料で総括されている。

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