じっさいに あった デマ、53けん。ぜんぶ 決着ずみ

デマの手口に、
名前と姿を。

その手口が生んだ、実在したフェイクニュース・誤情報 53 件を収録。どう生まれ、どうひろがり、どうみやぶられたか——顛末まで、出典つきの記録で読める。

手口を知っていれば、デマは効きにくくなる。心理学の「心理的接種」の考え方にもとづく予防教材です。考え方 →

これ、デマかも?

当図鑑は「手口の見分け方」を学ぶ教材です。個別の投稿の真偽判定は行いません。

じぶんで確かめる 3 ステップ
  1. 一次情報(公的機関・当事者の公式発表)を探す — 無いなら保留
  2. 画像・動画は逆検索して「いつ・どこ」の素材か確かめる
  3. 「主張の内容+ファクトチェック」で検索する(過去に決着済みのことが多い)

物語で読める事例

STORY — 顛末を追体験

どう生まれ、どうひろがり、どうみやぶられたか。出典の記録から時系列でたどれる事例。

2024.03顛末を読める

主張「パソコンがウイルスに感染しました。今すぐ画面の番号に電話してください」(偽のセキュリティ警告)

国民生活センター: 偽の警告画面による「サポート詐欺」として注意喚起(2024-03-27)

生んだ妖怪化ケ狐 ほか1体出典 1 件
2023.12顛末を読めるみやぶられるまで 約1年

主張「著名人があなたに投資のコツを教えます」(氏名・写真を無断使用したなりすまし広告)

金融庁: SNS・著名人を騙る者からの投資勧誘への注意喚起を公開

生んだ妖怪化ケ狐 ほか1体出典 2 件
2023.03顛末を読める

主張「ローマ教皇が高級ブランド風の白いダウンジャケットを着ている」(写真)

CBS News ほか: 手の描写のゆがみ・不自然に鮮明な肌などからAI生成の偽画像と報道・検証(…

生んだ妖怪マボロシ絵師 ほか1体出典 2 件
2022.03顛末を読める

主張「ウクライナの大統領が国民に降伏を呼びかけた」(偽動画)

Meta・YouTube・Twitter(当時): 操作されたメディアとして削除対応

生んだ妖怪ツギハギ坊出典 1 件
2020.08顛末を読める

主張「うがい薬(イソジンなど)でうがいをすれば、新型コロナウイルスを予防・重症化予防できる」

神奈川県薬剤師会(日本甲状腺学会等の見解に基づく): 予防・重症化予防の効果は科学的に実証されていないとし、治療薬であり自己判…

生んだ妖怪オオフロシキ天狗 ほか1体出典 2 件
2020.04顛末を読める

主張「5Gの電波が新型コロナウイルスを広げている」

総務省: 令和2年版情報通信白書で誤情報事例として記録

生んだ妖怪コジツケ蜘蛛出典 2 件

→ 物語つきの事例は全 11 件(事例さくいんで「顛末を読める」マークつき)

あたらしい記録から

2026 → 2024

表面化した時期の新しい順。すべて検証機関・公的機関が決着させた事例です。

2026.05「(SNSの自動翻訳が示した)海外の要人の投稿の日本語訳」が原文と反対の意味になっていた日本ファクトチェックセンター(JFC)が原文英語と自動翻訳の表示を照合し、意味が反転して…ソラミミ小僧(手口: 誤訳・偽字幕による発言の改変) 2025.07「投票用紙に鉛筆で書くと、あとで消して書き換えられる」「期日前投票は不正し放題」日本ファクトチェックセンター(JFC)が検証記事で根拠なしと判定(2025-07-07)…ヨミガエリ(手口: 否定済みデマの再燃) 2025.06「2025年7月5日に日本で大災害が起きる」(漫画の「予知夢」の記述が予言として拡散)気象庁が長官会見で日時特定の地震予知は不可能と否定(20…ガクブチ抜ケ(手口: 創作・風刺の事実化(額縁外し)) 2024.08「2024年8月14日に南海トラフ地震が起きる」(日時を特定した予言)気象庁が日時・場所を特定した地震予知はデマと明示ヨミガエリ(手口: 否定済みデマの再燃) 2024.07「新紙幣が発行されると、古い紙幣(旧札)は使えなくなる。旧札は回収される」全国銀行協会が現行の紙幣は新紙幣発行後も引き続き使えると明示し…ウワサナマズ(手口: 出どころのない流言・つくり話) 2024.03「パソコンがウイルスに感染しました。今すぐ画面の番号に電話してください」(偽のセキュリティ警告)国民生活センターが偽の警告画面による「サポート詐欺」として注意喚起…化ケ狐(手口: 著名人・専門家・公的機関へのなりすまし) 2024.02「新型コロナワクチン接種開始から2年半で、38万人以上が超過死亡した(ワクチンのせいだ)」日本ファクトチェックセンター(JFC)が感染症研究所の公表データと照合し誤りと判定(20…メモリヘビ(手口: グラフ・統計の恣意的な見せ方) 2024.01「(実在しない・無関係の住所を挙げた)助けてください、家族が下敷きです」(偽の救助要請)総務省がプラットフォーム4社への対応要請(2024-01…インプレ餓鬼(手口: botによるインプレッション稼ぎ拡散) 2024.01「能登半島地震は人工地震だ」総務省が令和6年版情報通信白書で偽・誤情報の類型として記…コジツケ蜘蛛(手口: 無関係な事実をつなぐ因果のでっち上げ) 2024.01「石川県で震度5強の地震発生 津波こわい」(過去の津波映像つき投稿)日本ファクトチェックセンター(JFC)が逆画像検索で初出を特定し誤りと判定(2024-0…コマギレかまいたち(手口: 切り抜きによる文脈の切断)

→ 事例さくいんへ(全 53 件・1835年〜)

デマを生む妖怪 — 14 体

YOKAI INDEX

事例の一件一件に、それを生んだ手口が「妖怪」として記録されている。名前を覚えると、つぎの一件で見破りが速くなる。

化かし系 — 本物の情報を「歪めて見せる」
憑依系 — 人に取り憑いて「ひろめる」
蘇り系 — 過去の情報が「よみがえる」
妖怪さくいんへ 妖怪はデマの「手口」の姿であり、発信者・拡散者を指しません。

なぜ、「図鑑」という形なのか

PREBUNKING
その1弱い形で、先に会う

決着ずみの事例と、キャラクターになった手口。安全なかたちで先に出会っておく。

その2見破り方をセットで知る

弱点属性と「こうかばつぐん!」。手口には、必ず見破り方が併記される。

その3くり返し見て、見慣れる

効果は永続しない。だから何度でも会いに来られる、図鑑の形をとっている。

この考え方は、心理学で「心理的接種(プレバンキング)」と呼ばれています。このサイトの考え方 →

特集と、図鑑の記録

TOKUSHU / RECORDS

記録は収録データからの機械集計です。件数・並びは社会全体での発生頻度や「危険度」を示すものではありません。

実在の被害を伴う歴史的事例(3件)は、キャラクター表現を用いず、史料として別置しています。 史料の事例 →
事実+出典のみ全事例に出典 URL と取得日。出典のない情報は載せません
判定は検証機関に帰属「誰が確認したか」を必ず主語つきで示します
発信者・個人は匿名妖怪は手口の姿です。人を晒すサイトではありません
怖がらせない恐怖ではなく「見慣れ」をつくる予防教材です